一般的なマタニティペイントの流れを体験レポートでReport
いざ「マタニティペイントをしてみたい!」と思っても、周りに経験済みの先輩ママがいたりしなければ、実際には何をどうしたらよいのか分かりにくいですね。
ある妊婦さんの体験をもとにステップ形式で実際のマタニティペイントがどのように行われるかを写真入りでレポートしました。マタニティペイントアーティストへの依頼から実際のペイントまでの流れがわかりますので、是非参考にしてみてください。
1アーティストに相談・予約
東京都にお住まいのKさんは、当時妊娠8ヶ月。マタニティペイントドットコムから、自宅の含まれるエリアで活動しているアーティストさんを探して出張マタニティペイントを依頼しました。
アーティストはデコデコというプロのボディペイントアーティスト集団に所属している大森夏美さん。「ホームページを拝見して、デザインがとても素敵だったのと、きちんと資格を持ったアーティストさんなので安心できると思い、ネットからまず連絡を取りました。」というKさん。その後、アーティストから直接電話で様々な注意事項について説明をうけました。また、「お腹の毛やお臍はどうすればいいのかしら?」「服装は?」など、依頼者からの色々な質問にも丁寧に答えてくれた、とKさん。デザインについては「ひまわりと赤ちゃん」をテーマにして欲しいとリクエストしました。
2当日、デザインサンプルを見ながら最終の打合せ
当日、にこやかな笑顔でKさん宅を訪れたアーティストの大森さん。
さっそく色鉛筆で描いたデザイン画がひろげられると、そこには沢山のひまわりに囲まれた愛犬と赤ちゃんの絵が!実はKさんがデザインの希望を伝えた数日後、大森さんから連絡があり「とっても大切にしている、家族の一員であるワンちゃんもデザインに取り入れてはどうか」と提案されたそう。「そんなこと自分達では思いつきもしなかったのですが、是非お願いしたいと思いました。」とKさん。
大森さんに会うまではほんの少し緊張していたKさんですが、素敵なデザインを提案されすっかり打ち解け、リラックスムードの中でペイントを始めることになりました。
3リラックスした状態でペイント開始
ソファに大き目のバスタオルをひいてクッションをあてて、無理のない体勢を取ったKさんはすっかりお昼寝状態に。洋服は着たまま、部分的に出したお腹に大森さんがペイントをしていきます。絵の具は体に害のないボディペインティング用のものを使用しているので安心です。迷うことなくどんどん描いていく大森さん。Kさんは「途中、筆がくすぐったい時がありましたが、素敵に仕上げてもらいたいので、笑いたいのをグッと我慢。そのうち、お気に入りのリラクゼーション音楽をかけていたのもあって、寝てしまいました。」とのこと。
大森さんはまだ妊娠経験はありませんが、マタニティペイントの資格を取った際に助産師さんの目線で作られたテキストで学んでいます。Kさん曰く「実際、体に負担は全くありませんでした。妊婦に対する知識がとても豊富で、こちらが勉強になりました。」とのことでした。
4寝ている間に!?ペイント完成
「出来ましたよ~」の声で目が覚めたKさん。起き上がって鏡を見るとお腹いっぱいに明るく元気なひまわりが!愛犬も赤ちゃんも幸せそう♪Kさんも大感激!
時計を見ると、始めてから1時間かかっていませんでした。そして大森さんが用意してくれた髪飾りをつけて、いざ撮影です。
5好きなポーズで記念撮影
Kさん宅のリビングをぐるりと見回して、「ここで撮影しましょう♪」と大森さん。いろいろな角度からパシャパシャと一眼レフで撮りまくります。Kさんもだんだん、モデル気分に(笑)。そのうちに愛犬や旦那様も入って大撮影大会に!「たのしい~!」「ずっとこのままペイントを残したい、落としたくな~い!」本当に、とっても良い思い出、一生の記念になりました。大森さんが帰ったあとも、ご夫婦で撮影タイム。そして夜、お風呂で泣く泣くペイントを落としたというKさん。「絵の具はシャワーでほとんど落ちましたが、少し残った部分も石鹸で洗ったら、すぐに落ちました。というか『落ちちゃった(泣)』という感じでした。」とのことでした。
6写真をデータで貰います
完成ペイントはデジタルカメラで撮影すれば色々なものに利用できますね。アーティストが撮影したものも全てデータで貰うことができます。
写真データは携帯の待ち受けにしたり、プリントして額に飾ったりフル活用!
「両親にも写真を送ったら、とっても喜んでくれました。
この写真を生まれてくる子と一緒に見るのが楽しみです♪」と大満足のKさんでした。
マタニティペイントを学ぶ
Learning
NPO日本フェイスペイント協会の